秋田県のお城 じゅうろくさわじょう
十六沢城
別名
所在地 秋田県大仙市豊岡十六沢
遺構等 曲輪、土塁、堀切、横堀、畝状竪堀、説明板
現状 県民憩いの森
築城年 10世紀頃
築城者 宮藤六兵衛
歴代城主
形式 山城(比100m(Pから比60m)、標214m)
登城時間 駐車場から主郭まで約5分
二郭北西下の横堀と畝状竪堀
訪城日 2017/5/2 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
県道50号沿いに城の案内が出ています。県道50号から200m程東へ入った「山乃神神社」から更に100m程東進して右折、道なりに上がっていくと山の中腹の道路突当りに駐車場があります。
【感想・メモ】
主郭
駐車場から正面方向に堀が見えます。気になりながらも、まずは主郭へ。駐車場に説明板があり、主郭まで遊歩道が整備されています。主郭は東西に長く、東屋や記念塔碑などもあります。主郭北西下には馬場があり、西方には主郭西側を遮断する堀切があります。この城の見所はこれら主要部ではなく、北下の二郭北西下にある横堀とそこから派生する畝状竪堀です。駐車場から見えていて堀もこれらの一つでした。
【歴史】
主郭西の堀切
『秋田風土記』に、10世紀頃、宮藤六兵衛、左近の将監に任じ、名を有信といい、小沼等八カ村を有し十六沢城を築いた。天喜5年(1057)兵火により焼亡、建暦2年(1212)白岩城主善右衛門によって落城したと記され、以後白岩城の支城になったと考えられる。天正年間(1573-1592)、白岩城が角館城の戸沢盛安に攻められ落城すると、十六沢城は廃城となったという。(現地説明板参照)
参考サイト
秋田の中世を歩く」、「城郭放浪記
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