一宮城 |
県道21号沿い大日寺の南にある一宮神社脇(城の案内有)を入ると登城口で、登城口にも案内や碑があります。 |
別名 | |
所在地 | 徳島県徳島市一宮町赤坂西山 |
遺構等 | 曲輪、堀切、石塁、石垣、碑、説明板 |
現状 | 山林 |
築城年 | 暦応元年(延元3,1338) |
築城者 | 小笠原長宗 |
歴代城主 | 小笠原、蜂須賀 |
形式 | 山城(比110m) 登城口から主郭まで約20分 |
訪城日 | 2004/5/3 |
主郭石垣 |
暦応元年(延元3,1338)、阿波守護小笠原長房の4男・小笠原(一宮)長宗が築城し、以後一宮氏が居城した。天正10年(1582)12代・一宮成助は、長宗我部元親に謀殺され、一宮氏は滅亡した。天正13年、豊臣秀長が長宗我部元親の家臣・谷忠澄が守る一宮城を攻め、開城させ、蜂須賀家政が阿波18万石を領して一宮城に入った。その後、徳島城を築いた家政は徳島城に移り、阿波9城の1つとして益田宮内を城主にした。元和の一国一城令により、寛永15年(1638)廃城となった。 |
堀切 |
7〜8分登ると「竪堀」表示がありますが、草木でほとんど見えません。そこから左手に倉庫跡があります。このお城は各曲輪毎に説明や碑があり親切です。しかも、どの曲輪もそこそこ広い上、眺望がとってもよい!倉庫跡から少し登ると堀切があり、才蔵丸の虎口が見えます。その後、門跡を見て石段を登り明神丸へ。次は帯曲輪を通って本丸へ。本丸は総石垣で、めちゃくちゃ格好いいです。ちょっと苔むした石垣に石段まであって、すごくステキ。この手前に井戸があるはず・・・と探したら、草木の雰囲気で窪んでいる所があったけどあまりにも草深くて入り込めませんでした。本丸には若宮神社というちょっとした祠があり、東奥の下には釜床跡もありました。更に奥には小倉丸、貯水池等もありぐるりと周遊できます。見所満載で、オススメのお城です! |
いちのみやじょう |