秋月城 |
別名 | |
所在地 | 徳島県阿波市(土成町)秋月乾 |
遺構等 | 空堀、碑 |
現状 | 田、墓地他 |
築城年 | 建武3年(延元元、1336) |
築城者 | 細川和氏 |
歴代城主 | 細川 |
形式 | 平山城 |
訪城日 | 2004/4/29 |
あきづきじょう |
土成小学校から県道139号で1.4km程西進すると、右手に秋月城の碑が見えます。道の途中にも案内が出ています。 |
階段の上にある城跡碑2つと説明板を見て、そこから周囲を眺めてみると、この高台の下は堀跡の雰囲気です。下におりてみても、田んぼの方から堀跡って雰囲気が伝わってきます。階段の上は削平地となっており、曲輪跡って感じ。碑があるだけだと思っていたので、ちょっぴり城跡の雰囲気を感じられて良かったです。 |
建武3年(延元元、1336)、足利尊氏が楠木正成軍に敗れ九州へ逃れる際、播磨室津で中国や四国に諸将を配置することを決め、重臣の細川和氏・頼春・師氏や細川顕氏・定禅らを阿波に入れた。細川和氏・頼春は秋月氏に迎えられ、この地に居館を構えて「四国軍府」を開き、吉野川流域の武将を従えた。観応元年(1350)、細川頼春は阿波の南朝勢力を討った。貞治2年(1363)、細川頼之が上洛し、弟・詮春が阿波を領有して、秋月城から勝瑞城に居館を移すと、秋月中司大輔がこの城を守った。天正7年(1579)長曽我部軍に攻められ落城した。 |