三重県のお城
あかぎじょう
赤木城
別名
所在地 三重県熊野市紀和町赤木字城山
遺構等 曲輪、石垣、堀切、桝形虎口、碑、説明板
現状 史跡公園
築城年 天正17(1589)
築城者 藤堂高虎
歴代城主 藤堂高虎
形式 平山城(比30m)
登城時間 3分で東郭
主郭虎口
訪城日 2011/12 感想
【道案内】 城跡の地図
国道311号「風伝トンネル」を西に抜け、北へと県道40号に入り北上します。赤木城の近くになると案内が道に出ているので、簡単に辿り付けました。史跡公園として整備され、駐車場も完備されています。
遠景
【感想・メモ】
とにかく石垣がスゴイです。さすが、藤堂高虎サマの築城だけあって素晴らしい!!桝形、横矢掛りの石垣の他、北郭の北方には堀切もあります。西郭の西も堀のように思えました。また、谷に作られた南郭は生活の場だったようです。また、赤木城への道中、県道40号を走っていると丸山千枚田を見ることができます。ここも一見の価値ありです。
東郭
北郭北方の堀切
【歴史】
天正17(1589)、藤堂高虎が築城した。高虎は豊臣秀長の配下として天正13年、紀伊攻略軍に加わり紀州入りした。3年後、北山郷が見地に反対したのでこれを攻め、農民多数を田平子峠で斬首した。慶長19年(1614)、北山一揆を弾圧する際、浅野軍がこの城を利用したといわれる。
参考資料
『三重の中世城館』 三重県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
現地説明板
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