白瀬城 |
中森遺跡の説明板がある所から、10mぐらい北西へ進んだ道路反対側(南))に、電力会社の札があります(NO.210)。ここから入ると、主郭の南東にある鉄塔まで道があります。1分程進んで橋を渡り、更に進むと鉄塔が見えます。ここから右手へ行くと主郭ですが、主郭は藪と倒木がひどく、歩くのも大変。でも、東の隅に大きな(直径3mぐらい)井戸があります。これが、藪や倒木で下をちゃんと見て歩かないと落っこちそうです。かなりな規模なのに、写真だとただの藪。この主郭の西側に回りこむと、途中に曲輪が見られ、主郭西にはハッキリ分かる空堀が巡っており、南側は断崖絶壁です。ここから郭内に入ると、土塁が巡っているのが分かります。ただ、あまりに歩きにくかったので、鉄塔より東も城域なのに見ずに帰ってしまいました。遺構は良く残っているのに、倒木には参りました。 |
登城口
別名 | |
所在地 | いなべ市藤原町本郷 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀 |
現状 | 山林 |
築城年 | 永禄年間(1558-70) |
築城者 | 白瀬氏 |
歴代城主 | 白瀬、近藤弾正左衛門吉綱 |
形式 | 台城 |
訪城日 | 2007/10/13 |
しらせじょう |
白瀬小学校から県道614号で1.2km程北上して右折し、1km程南東へ進むと、左手に「東中森遺跡」の説明板があります。この南側が城跡で、車は付近の余白に停めました。 |
白瀬家が代々居城した。永禄年間(1558-1570)には近藤弾正左衛門吉綱が居城したが、永禄4年(1561)治田山城守に襲われ、吉綱は討死し、城は火をかけられ落城した。 |