御幸城 |
別名 | |
所在地 | 津市河芸町三行字小林 |
遺構等 | 曲輪、櫓台、土塁 |
現状 | 宅地、畑 |
築城年 | 元亀年間(1570-73) |
築城者 | 伊藤助重 |
歴代城主 | 伊藤 |
形式 | 丘城 |
訪城日 | 2006/12/23 |
みゆきじょう |
国道306号と県道651号が田中川の北側で交差しますが、そこを東へと県道651号に入ります。250m程東進して右手前方向へと鋭角に右折します。右折した正面の小山が城跡です。城跡の前に駐車スペースがあります。 |
三行の集落側からだと、車で城跡まで来る事は無理で、集落内は道が狭く、駐車スペースを探すのも大変なので、城跡の北側から来た方が入りやすいです。こちらから来ると、いきなり主郭下に着き、上がっていく道があるので登ると主郭となります。主郭には櫓台があり、木を横倒しにして櫓台へ上がれるようになっています。櫓台からは眺望がよく、周囲を見渡せます。また、集落へと南へ歩いていくと、段郭だった雰囲気が残っており、土塁もありました。 |
元亀年間(1570-73)、伊藤助重が築城した。伊藤氏は、工藤氏の末裔で、長野城主親光の子・光種が伊藤氏に改姓した。元亀2年、助重の子・内蔵之助重坊は織田信長の伊勢進攻の際、信孝の幕下に属し、翌元亀3年には老齢を理由に分部左京亮光嘉に譲り、名を茂右門尉茂坊と改め、神職についた。 |