三重県のお城
ほそのじょう
細野城
別名 長野氏城
所在地 三重県津市美里町北長野
遺構等 曲輪、土塁、横堀、堀切、碑、説明板
現状 山林
築城年 南北朝時代
築城者 細野祐宗
歴代城主 細野
形式 山城(標230m、比60m)
登城時間
中の城
訪城日 2013/1 感想
【道案内】 登城口 東の城 中の城 西の城
美里郵便局から600m程南東へ進み、国道163号と交差してから50m程更に南下した左手に城の説明板があり、ここが登城口です。ここから谷筋を北上し、途中から右手前方向へ進むと東の城、更に北上してから左手前方向へ進むと中の城、真っ直ぐ北上すると西の城となります。分岐に案内があるので分かります。
【感想・メモ】
東の城、中の城へは逆V字に進みます。山の中は間に沢があり、薄暗くて少し怖い雰囲気ですが、道や主要部は整備され、いずれも中心郭に標柱が立っています。東の城は南西端に横堀があり、東に段郭が続きますが竹薮で歩けません。中の城は入口に案内図があり、しっかりした堀切2本の先に高い土塁を持つ中心郭があります。かなり見応えがあり、この中の城だけで1城分として大満足できます。西の城は主要部の南西尾根に二重堀切があり、その西に分厚い土塁を持つ郭があります。以前(2004年)訪れた時は藪が酷く遺構の確認が難しかったのですが、今回はかなり整備されていたおかげで見やすかったです。
【歴史】
南北朝時代、長野氏二代・祐藤の子・祐宗が築城し、姓を細野と称した。
参考資料
『三重の山城ベスト50を歩く』福井健二・竹田憲治・中井均編/サンライズ出版
三重の中世城館』三重県教育委員会
登城口 東の城 中の城(主郭北の堀切) 西の城(南西尾根の郭)
HOME 三重県のお城