城跡の地図
赤桶城
別名 殿屋敷
所在地 松阪市飯高町赤桶字城山
遺構等 曲輪、堀切、犬走り
現状 山林
築城年 室町時代
築城者 閼伽桶善四郎
歴代城主 閼伽桶
形式 山城(比40m)
西願寺から主郭まで約5分
訪城日 2007/12/16
【道案内】


【感想・メモ】
室町時代、北畠氏の家臣である閼伽桶善四郎が居城した。天正4年(1576)織田信雄の家臣らに前伊勢国司北畠具親が三瀬館で謀殺されると、翌天正5年に奈良興福寺別当東門院主であった具教の弟具親が北畠再興を図った。三瀬谷(大台)、多芸(美杉)、小倭(白山)の諸侍と共に河俣の諸侍が具親を助けたが、戦は織田方が勝利した。その際、この赤桶城は九曲城と共に、信雄の家臣日置大膳亮兄弟によって落とされた。
あこうじょう
【歴史】
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国道166号「赤桶」信号を北へ入り、100m程北上した突き当りを左折して国道422号に入ります。少し西進して再度川を渡り、80m程進んで鋭角に左折し坂を上がっていきます。上がりきると、西願寺があります。このお寺の本堂左手奥から左手へ登っていくと城跡です。
特に道がなかったので、適当に直登しました。山頂が主郭で、鐘が吊るしてあります。ここまで登らなくてもお寺から鐘つけるように、ワイヤーがつながっていますが、お寺の方の話によるとおじいさんの代には既にこのようになっていたとのことです。主郭の北西側に二重堀切があるのが見所です。