上木城 |
別名 | 阿下喜城、片山城 |
所在地 | いなべ市北勢町阿下喜字西広2892〜3 |
遺構等 | 空堀 |
現状 | 城山住宅 |
築城年 | 戦国期 |
築城者 | 片山信保 |
歴代城主 | 片山 |
形式 | 平城 |
訪城日 | 2004/2/11 |
あげきじょう |
近鉄北勢線「阿下喜駅」から東北へ約600m。県道5号「阿下喜」信号を南へ入り、300m程南下した信号を左折します。250m程東進すると左手に交番がありますが、そこから更に150m程行った路地を左折します。道は坂を上り住宅団地の中に入ります。この団地の北から東にかけてが城跡です。 |
団地の東北隅に空堀があり、今も水が染み出している所もあります。東北隅から東のほうへ行くとすごく深い空堀があり、そこから南にかけて立派な空堀が残っています。かなり深くて谷底のようです。この深い堀へ下りる手前には土塁もあり、団地の中に残った城だから大したことないと思っていたら良い意味で期待を裏切られ、めちゃくちゃ良いお城でした。 |
戦国期、片山信保が阿下喜村の領主となり、周辺10カ村を支配した。その後、片山平蔵が継いだが、病死したため平蔵の弟・範者が継いだ。永禄11年(1568)、織田信長が侵攻した際に滅び、範者は討死した。 |