直鳥城

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直鳥城

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なおとりじょう

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千代田町にある神埼市役所支所の北側を走る国道２６４号を西進して「城原川」を渡ります。渡ってすぐを左折すると右手に「光顕寺」がありますが、このお寺の西側一帯が城跡です。

この付近はクリークが多く、車窓からクリークと思われるものがあちこちに見えました。直鳥城はその中でもクリークがかなり巡らされ、曲輪もクリークによって区分けされています。これらのクリークによって環濠集落となり、光顕寺の西側にある曲輪（クリークによって島になっている）に、城址碑があります。

築城時期は不明だが、犬塚家久が築城した。犬塚氏は下野宇都宮氏の一族で、南北朝時代に懐良親王に従って九州へ移り、犬塚城を築いて犬塚氏を称した。犬塚家久は、崎村城主・犬塚家貞の４男で、直鳥城築城は崎村城より遅い。