城跡の地図
玉城城
別名 アマツズグスク
所在地 南城市(玉城村)玉城字玉城城原
遺構等 曲輪、石垣、土塁、碑、説明板
現状 公園
築城年 12世紀末〜13世紀
築城者
歴代城主
形式 山城
訪城日 2006/2/25
【道案内】

【感想・メモ】
たまぐすくじょう
【歴史】
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国道331号(バイパスでない方の旧国道)「中村渠」信号を北へと県道137号に入り、500m程北上した路地を左折します。この通りをグスクロードと呼んでいます。グスクロードを1km程西進すると、左手に「県立少年自然の家」があります。この西端の無料駐車場から登城道があります。
立派な城址碑と説明板を写真におさめてから、琉球石灰岩の石段を登っていきました。二の郭と三の郭の石垣は、戦争による破壊と戦後アメリカ軍の基地建設の資材として運び出されたため一部が残るのみです。一の郭の城門は岩盤をくりぬいて作ったようで、すごくカッコいいです!しかも、狭いため、一人ずつしか通れないようにしてあります。門の上から眺めると、城壁が見下ろせる上に、景観もよく感動します。また、一の郭には拝所や石敷きの遺構もあり、見ごたえがあります。
築城年は不明だが、琉球民族の祖・アマミキヨの子孫(天孫氏)が12世紀末〜13世紀に築城したといわれる。また、英祖王統第四代目の玉城王(玉城王子)の居城であったが、王位に就任後、弟を玉城按司に任じて城を拡張したとも言われる。現在でも、琉球王国の聖地巡礼である「東御廻い(アガリウマーイ)」の最後の巡礼地となっているため、 御願(ウガン)に来る人が多い。