安慶名城
城址碑や説明板の後ろに石段が続き、あちこちに拝所があります。石段を登りきると岩をくりぬいた石門があり、それに見とれていたら、門をくぐって更にびっくり!思わず感嘆の声をあげちゃいました。二の郭、主郭の城壁がずーっと続いていてすごくカッコいいです。城壁を歩いて行くと右下に闘牛場が見え、眺めもいいです。主郭北側の城壁には狭間もあり、沖縄グスクでは中城城とここしかない珍しいものだそうです。野面積みの石垣、城壁、拝所、墓所とかなり堪能でき、オススメの城です。
【感想・メモ】
具志川商業高校の西側にある「安慶名中央公園」内に城があり、公園に無料駐車場が完備されています。
別名 大川グスク
所在地 沖縄県うるま市(具志川市)安慶名
遺構等 曲輪、石垣、土塁、碑、説明板
現状 安慶名中央公園
築城年 14世紀頃
築城者 安慶名(大川)按司
歴代城主
形式 山城
訪城日 2006/2/24
城跡の地図
【道案内】

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あげなぐすく
【歴史】
安慶名城は14世紀頃、安慶名大川按司が築城したといわれる。天願川は地元では大川と称したため、城の別名や按司名が大川になったようだが、この大川は戦後、米軍がせき止めたり、埋めたりしたため、ほとんど消滅した。安慶名按司は、伊波城主の伊波按司の3男または5男といわれ、最初、兼箇段に築城しようとしたが、独立丘となる安慶名の方が立地条件に適していたためこの地に築城した。連郭式が一般的な沖縄グスクの中で、珍しい輪郭式グスクである。