久玉城
別名
所在地 熊本県天草市(牛深市)久玉町吉辺川
遺構等 曲輪、石垣、堀切、土塁、竪堀、井戸、碑、説明板
現状 山林
築城年 戦国期
築城者 久玉氏
歴代城主 久玉、天草
形式 山城(比25m)海城
登城口から主郭まで約7分
訪城日 2007/11/27
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【感想・メモ】
城跡内は多少藪ですが、各地に表示があって見やすいです。国道脇が家屋跡で、説明板や城門跡、石垣、城址碑、米とぎ井戸があります。ここから南へ進むと東平場があり、竪堀を見ながら更に進むと石垣が見えてきて、階段を上ると一番広い三郭です。三郭の南には神社があり、西側や東側には立派な石垣があります。その北が二郭、主郭と続き、更に北には狼煙台があります。あちこちに石垣が見られる上、二郭から東へ下っていくと、刀とぎ井戸、更に東に御茶井戸と井戸が3つも見られ、御茶井戸付近では礎石もあったりと、随分と楽しめるお城です。

登城口の地図
城跡の地図
【道案内】
【歴史】
「久玉小学校」向い側辺りの国道266号沿いに城跡の案内が出ています。道路脇がすぐに城跡で、城跡南側の国道沿い路側帯が広くなっているので、そこに停めました。
中世に牛深を拠点としていた豪族久玉氏の居城である。城域は主軸の長さ235m、幅50mの規模で5つの区画を階段状に造成している。最高所に弓状の土塁に囲まれた狼煙台を設け、その北、西、東の三方に腰曲輪、南は竪堀によって堅固な城を形成している。また、中心区画には野面積みの石垣が残っており、近世的石垣を持つ中世城として注目される。(現地説明板より)
くたまじょう