一宇治城
別名 伊集院城、鉄山城
所在地 鹿児島県日置市伊集院町大田
遺構等 曲輪、空堀、井戸、碑、説明板
現状 城山公園
築城年 建久年間(1190-99)
築城者 伊集院郡司紀四郎時清
歴代城主 伊集院、町田
形式 平山城(比80m、標144m)
訪城日 2007/11/28
建久年間(1190-99)、伊集院郡司の紀四郎時清が築城し、4代続いた。その後、島津氏の一族伊集院久兼が入り、数代続いた。城の北に神之川が流れ、三方は絶壁の天然の要塞に築かれた山城で、伊集院忠國が南東のため義旗をあげたのもこの城である。後に島津本家の城となり、第15代の大守島津貴久がこの城を中心にして薩摩・大隅平定に力を尽くした。この頃には山の上に館が築かれ、子の義久、義弘、歳久も居住していたが、天文19年(1550)貴久が鹿児島の内城へ移ったため廃城となった。
【歴史】
【感想・メモ】
駐車場は公園の北東にあり、公園への階段下に城址碑と説明板があります。城跡はすっかり公園化され、空堀や井戸跡が少し見られる程度ですが、あちこちに城名などの表示があります。神明城が本丸の位置づけで、ここにもお城の説明板があり、宣教師ザビエルと貴久が会見した記念碑もあります。
【道案内】
城跡の地図

井戸跡
JR鹿児島本線「伊集院駅」から西へ約700m。城山公園が城で公園に駐車場があります。
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いちうじじょう