茂木城
別名 桔梗城
所在地 栃木県茂木町小井戸字城山
遺構等 曲輪、土塁、横堀、堀切、池、碑、説明板
現状 城山公園
築城年 建久8年(1197)
築城者 茂木知基
歴代城主 茂木氏、佐竹氏、細川氏
形式 山城、標高161,4m
訪城日 2009/11 感想
本丸は遊具のある公園になっていますが、西〜北にかけて分厚い土塁があります。その東北側には水堀跡と鏡が池があり、北側は二の丸との間の堀切です。二の丸は藪で視界不良。仙人溜は芝生広場のようになっていて、溜池跡の窪みがあります。駐車場東側は出丸でこちらにも立派な堀切があります。公園整備されていて見やすく、車で上まで上がれるお気楽なお城です。

駐車場と出丸の間の堀切

鎌倉幕府の有力御家人八田知家は、奥州藤原氏討伐の際の功により、源頼朝から下野国茂木郡を賜り、建久3年(1192)三男知基に守らせた。建久8年、知基はこの桔梗山に城を築き、茂木氏を称した。以後約390年17代にわたり茂木氏の居城となったが、天正13年(1585)北条氏政に攻められ落城した。その後、佐竹義重によって城は奪回されたが、慶長7年(1602)徳川家康の命により佐竹氏と共に秋田へ転封となった。慶長15年(1610)、細川忠興の弟興元が茂木領に入り、城下の盆地に陣屋を作ったため茂木城は廃城となった。(現地説明板、『とちぎの古城を歩く』塙静夫著 参照)
真岡鉄道真岡線「茂木駅」から北北東へ約800m。茂木駅から東方の国道123号で300m程北上して突き当たったら右折し、すぐを左折して道なりに上がっていくと城山公園です。ここが城跡で公園に無料駐車場が完備されています。
【感想・メモ】
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本丸から仙人溜方面を見下ろす

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もてぎじょう