桑窪城 |
別名 | 桑久保城 | ||
所在地 | 栃木県高根沢町桑窪 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、横堀、堀切、碑、説明板 | ||
現状 | 城址公園 | ||
築城年 | 建久年間(1190-99) | ||
築城者 | 桑窪修理助秀春?、谷口筑前守? | ||
歴代城主 | 谷口氏 | ||
形式 | 丘城 | ||
訪城日 | 2010/4 | 感想 | ◎ |
県道156号と県道64号が交差する「上高根沢」信号から県道64号で2.5km程東進した「八ツ木」信号を左折します。1.5km程北上すると右手に「徳明寺」がありますが、この手前で右折します(案内有)。ここから案内に従いすぐを左折し、30m先で右折となりますが、この先は車では入れないため、この案内がある付近に駐車しました。 |
建久年間(1190-99)、桑窪修理助秀春または谷口筑前守が築城したといわれる。稲毛田城の支城だったが、正平年間(1346-70)宇都宮氏綱が稲毛田城を攻め落とした際、桑窪城も落城した。戦国末期には在地土豪の谷口氏が城主で、谷口氏は宇都宮氏に属し、那須氏に対する前線拠点の役割を担った。(現地説明板、『とちぎの古城を歩く』塙静夫著 下野新聞社発行 参照)) |
くわくぼじょう |
畑の奥に城跡があります。南虎口に説明板や城址碑があり、ここから入ります。単郭で、郭には土塁が取り巻き、その周囲には空堀が巡っています。横矢がかかっていてカッコいいです。北側の土塁は櫓台のようになっていて、西北隅を北側へ少し行くと堀切があります。城というより館で、完存の遺構はかなり見応えがあります。 |