城跡の地図
長沼城
神社の石段を上がって行くと城跡で、現在市民の森として公園整備されています。単郭のお城で、主郭には土塁が巡り、展望台やお城の標柱があって、西北端は一段高い土壇があります。主郭の北と南に腰曲輪があり、南の腰曲輪には稲荷神社が鎮座し、西側には横堀があります。
【感想・メモ】
別名
所在地 千葉県成田市長沼
遺構等 曲輪、土塁、横堀、碑、説明板
現状 稲荷神社、市民の森、山林
築城年
築城者 長沼朝教
歴代城主 長沼氏
形式 丘城
訪城日 2008/9 感想
【道案内】

ながぬまじょう
【歴史】
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成田フェアフィールドGCから国道408号を隔てた東側。国道408号「長沼坂上」バス停や国道西方に「老人ホーム長寿園」がある付近から150m程南下して左折し、左手に長沼保育園、長寿院を過ぎて更に150m程東進すると「稲荷神社」の鳥居があります。この上が城跡です。

戦国時代、長沼五郎武俊が居城した。長沼氏は結城朝光の末裔で下野長沼に住した五男朝良(五郎左衛門)の後胤であり、五世の孫朝教はこの地に居城を築いて周辺を領有し、大いに善政を布いたといわれる。長沼武俊はその子孫で千葉氏に属していたが、武俊の戦死後、廃城となった。(現地説明板、『日本城郭大系』新人物往来社発行、『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書T』千葉県教育委員会発行、『図説房総の城郭』千葉城郭研究会編 参照)