船橋御殿 |
東照宮は住宅地の中にあり、遺構はありません。この東照宮があった場所が、御殿の中心地だったようです。 |
別名 | |||
所在地 | 千葉県船橋市本町4丁目 | ||
遺構等 | 説明板 | ||
現状 | 東照宮 | ||
築城年 | 慶長19年(1614) | ||
築城者 | 徳川家康 | ||
歴代城主 | 徳川将軍家 | ||
形式 | 御殿 | ||
訪城日 | 2010/2 | 感想 | − |
ふなばしごてん |
「京成船橋駅」から東南東へ約350m、JR・東武「船橋駅」から東南へ約450m。JR・東武「船橋駅」から100m程南下して京成船橋駅を過ぎ、更に80m程南下して左折します。100m程東進して右手に「道祖神社」を過ぎ、更に100mした左手奥正面に東照宮があります。ここが御殿跡です。 |
徳川家康は、各地に狩猟用の「お茶屋」や「御殿」と呼ばれる休憩所や宿泊所を建てさせた。慶長19年(1614)家康は上総土気、東金で狩猟を行ったが、この船橋御殿はその頃に建てられたと思われる。家康は元和元年(1615)11月、ここに宿泊した。家康の宿泊はこの1回だけだったが、秀忠は狩猟のたびに立ち寄ったと考えられる。将軍家の東金狩猟が寛永7年(1630)頃に終止した後も船橋御殿は存続していたが、寛文末年頃(1670年代)に廃止となったようである。船橋御殿の面積は約404アールで、海老側西側の土手に囲まれた地域であった。その後、この地は大神宮宮司の富氏に与えられ、開墾された畑地となった。東照宮は富氏が建立した。(現地説明板参照) |