土肥城山城

【歴史】
私は「しとどの窟バス停」から歩きました。ここからだと城跡まで約20分ですが、城跡の方が標高が低いので、行きが下りになります。いきなり主郭に入り、眺望がよく、城址碑があります。ここから東へ下っていくと郭が連続であり、その間に堀切があります。主郭の背後(西)には堀切も何もないのがちょっと不思議ですが、全体に城跡は整備されて見やすく、山城の醍醐味を楽しめるお城です。
【感想・メモ】
登城口の地図
城跡の地図
平安末期に現在の湯河原周辺を拠点としていた土肥氏の詰めの城で、平時は土肥館に居住した。源頼朝挙兵時は、土肥次郎実平が中村一族を率いて参加した。その後、土肥一族は諸国に散り衰退したが、安芸国沼田荘に本拠を移した中村氏本宗は小早川と名乗り、戦国期まで活躍した。
【道案内】
といしろやまじょう
別名
所在地 神奈川県湯河原町城堀
遺構等 曲輪、竪堀、土塁、堀切、碑
現状 山林
築城年 平安末期
築城者 土肥氏
歴代城主 土肥
形式 山城(比400m)
登城口から主郭まで約20分
訪城日 2007/10/7 感想
TOPページへ
県道75号「しとどの窟バス停」もしくは、「城山入口バス停」から登城道があります。しとどの窟バス停には駐車場があります。