大庭城

別名
所在地 神奈川県藤沢市大庭5230-1
遺構等 曲輪、土塁、空堀、碑、説明板
現状 大庭城址公園
築城年 平安時代末期(12世紀末)
築城者 大庭氏
歴代城主 大庭、上杉
形式 丘城
訪城日 2008/12 感想
城跡の地図
【道案内】

【感想・メモ】
おおばじょう
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小田急江ノ島線「善行駅」から西へ約1.8km。大庭中学校の南にある「大庭城址公園」が城跡で、公園西側に駐車場があります。
【歴史】
平安時代末期(12世紀末)、大庭荘を本拠としておこった関東平氏の雄、大庭氏の拠点だったと伝えられる。室町時代中頃(15世紀後半)に扇谷上杉定正の執事太田道灌が本格的な築城をしたという。その後、上杉朝良の時、北条早雲によって攻略され、以後小田原北条氏に支配下に置かれた。天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めにて小田原北条氏が滅亡し、大庭城は廃城となった。
大庭城は城址公園として整備されています。広い駐車場があるものの、夕方16:30〜翌朝9:00までは閉鎖されてしまうので(5月〜9月は17:30〜閉鎖)、見終わったのが16時過ぎだった私はちょっと焦っていました。16:30に閉鎖とは早すぎる!公園の北から4郭・3郭・2郭・主郭と配置され、郭と郭との間の堀がよく残っています。郭内は公園になっているためちょっとお城の雰囲気がしなかったりもしますが、土塁も残っており、掘立柱建物址も分かるようにしてあったりと、神奈川県のお城の中では見応えある方だと思います。