富士山陣場　ちえぞー!城行こまい

別名	細川忠興陣、板橋城
所在地	神奈川県小田原市板橋
遺構等	曲輪、土塁、空堀
現状	山林
築城年	戦国時代
築城者	後北条氏
歴代城主	後北条、細川忠興
形式	山城
訪城日	2007/10/8	感想	△

箱根登山鉄道「箱根板橋駅」から北西へ約１．２ｋｍ。国道１号「上板橋」信号を東へ入り、箱根登山鉄道をくぐってすぐを左折します。道なりに１５０ｍ程坂を上がって行き、鋭角に左カーブして５０ｍ程進み、今度は鋭角に右へ曲がります。５０ｍ程で道なりに左折し、３００ｍ程西進して住宅街を抜け、更に進むと道の終点に駐車スペースがあります。

住宅街の西端から２軒目の向かい側に登城口がありますが、道路終点から東へ進むとすぐに４郭で、順番に３郭、２郭、主郭と続き、その東は浅間社が祭られています。郭と郭の間は土塁で仕切られていますが、２郭は郭内に変わった感じで土塁があります。全体に藪でちょっと見難かったりしますが、高台にあるので住宅街から海が見渡せたり、小田原城外郭を歩いていると、石垣山の横にある山が城跡なため、遠景が分かりやすいです。

戦国時代、後北条氏が小田原城の外郭を守るために築いた砦の一つ。天正１８年（1590）豊臣秀吉の小田原征伐の際、細川忠興がこの砦を攻め陣所とした。