稲荷城

主郭東の虎口

【道案内】
城跡の地図
JR吾妻線「群馬原町駅」から北へ約1km。群馬原町駅から北方約600mにある、「原町小学校」・「原町中学校」から県道234号で200m程北上して須郷沢川を渡ります。そのすぐ北に神社がありますが、この神社の裏手(北西)が城跡です。


【歴史】
【感想・メモ】
建久年間(1190-99)、吾妻氏が築城した。承久3年(1221)承久の乱に際し、吾妻助光が宇治川で討死してから吾妻氏の実権は家臣の大野・塩谷・秋間三家に移り、稲荷城には大野氏が居城した。大野憲直の時、塩谷・秋間両氏を圧倒して岩櫃に新城を築いて移った。(日本城郭体系4参照)
神社の階段手前を西へ進み、途中から北へ入っていくと城跡です。主郭は一辺が60m程の五角形で高さ4m程の土塁が取り巻き、東と西のやや南よりにしっかりした虎口があります。この主郭の南から西にかけてが二郭で、その西側にも土塁と堀があります。全体にとても見やすく、しっかりした土塁と堀が巡り、お気楽に堪能できるお城でオススメです。
別名 原町稲荷館
所在地 東吾妻町(吾妻町)原町館
遺構等 曲輪、土塁、空堀、竪堀
現状 山林
築城年 建久年間(1190-99)
築城者 吾妻氏
歴代城主 吾妻
形式 丘城
訪城日 2008/3/30
いなりじょう
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