五覧田城
私は前者の登城口から登りました。こちら側からだと15分程で尾根上に出て山頂まで200mとあり、ここから5分程で本丸です。本丸手前(西)は曲輪と堀切が続き、本丸北にも(中山砦方向)堀切が2本あります。東端には展望台と案内がある曲輪があり、後者から登るとここに取り付くようで、眺望が良く、城址碑や説明板、祠があります。全体に見やすく、登城道もしっかりしていて楽しめます。
【感想・メモ】
【道案内】
城跡の地図
わたらせ渓谷鉄道「花輪駅」から西へ約1.5km。国道122号で小黒川を北へ渡り、桐生市黒保根町からみどり市東町へ入り、すぐを左折します。400m程西進して右折し、300m程北上すると案内があり、ここを左折すれば登城口まで案内がありますが、左折せずに更に1.8km程北上して左折した方が城跡の近くまで車で行けます。前者だと比高約140m、後者だと比高約70m。
【歴史】
阿久沢彦三郎が北条氏の命によって築いた沼田から黒川谷に通じる利根道を押さえる城である。天正2年(1574)3月上杉謙信がこの城を攻略したが、同年9月には北条方の由良国繁が五覧田根小屋を攻め落とした。天正7年(1579)5月、北条氏政は国繁と協定を結び国繁に明け渡した。天正12年(1584)由良氏が北条氏から離反すると、北条氏は7月に五覧田城を在地の土豪、阿久沢・前原・目黒などに命じて攻め落とさせている。(現地説明板参照)

本丸西方の堀切

東端の曲輪


別名 五乱田城
所在地 みどり市(東村)東町荻原
遺構等 曲輪、土塁、堀切、土橋、碑、説明板
現状 山林
築城年
築城者 北条氏
歴代城主 北条、由良
形式 山城(比70m)
訪城日 2009/4

ごらんたじょう
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