天文16年(1547)、小田井原・志賀城の戦いで関東勢を撃破した武田信玄は、一気に碓氷を越え、一部を坂本に駐留させて松井田勢と争った。その際に築城されたものと思われる。(『日本城郭体系』参照) |
愛宕山城 |
松井田西中学校から碓氷峠方面へと国道18号で2km程北西へ進むと、カーブのところで右手にドライブインがあります。そこから更に500m程進んだ右手に中部北陸自然歩道の案内板があります(右写真)。ここが登城口で、この付近に駐車可能です。 |
本丸東側の堀
登城口から入って、適当なところで右手の山に直登しました。本丸内はひどい藪ですが、周囲の堀は確認でき、南側の虎口前には馬出もあります。この西北にも削平地がありますが、この西北端は江戸期の番所跡のようです。 |
別名 | 碓氷城 |
所在地 | 安中市松井田町坂本字愛宕山 |
遺構等 | 曲輪、土塁、横堀、櫓台 |
現状 | 山林 |
築城年 | 天文年間頃(1550頃) |
築城者 | 武田信玄 |
歴代城主 | 武田信玄 |
形式 | 山城(比120m) 登城口から主郭まで約15分 |
訪城日 | 2009/4 |
あたごやまじょう |
登城口