城跡の地図
村岡陣屋
別名 御殿山
所在地 香美町村岡区村岡尾白山
遺構等 石垣、説明板
現状 御殿山公園
築城年 寛永19(1642)
築城者 山名矩豊
歴代城主 山名
形式 平山城(比40-60m)
訪城日 2004/7/29
【道案内】


【感想・メモ】
むらおかじんや
【歴史】
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石垣?
国道9号「村岡」信号から80m程東進して左折します。そのまま道なりに上がっていくと「御殿山公園」があります。ここが陣屋跡です。上(公園内)まで車で行け、無料駐車場が完備されています。
公園へ入ると、陣屋の説明などがあります。石垣が残っているみたいなんだけど・・・と探し出すも、ただの公園で良く分からず。そこで御殿山公園の図が載った看板をじっくり見ると、野外ステージの付近に石垣の絵が描いてある!ということで、そこへ行ってみたら石垣が沢山ありました。これが、往時の石垣なのかな?その後、山名氏ゆかりの厳浄寺と法雲寺へ行く途中、麓の方の陣屋跡へ寄りました。そこにも陣屋についての説明板がありました。厳浄寺は保育園も兼ねているため子供が沢山居たのですが、法雲寺は静かで山名蔵という資料館が設けられていました。この付近は古い町並が残っていたので、少しぶらぶら散歩して城下町の雰囲気を味わいました。
慶長6年(1601)、因幡国守護・山名豊国が7美5郷6700石を徳川家康から賜り、村岡山名氏の初代となった。しかし、初代と2代は国入りせず、陣屋を福岡に置いて、家従三上、執事田結庄等に治めさせた。寛永19年(1642)、3代矩豊は陣屋を黒野村(現在の「民族資料館まほろば付近」)に移し、国入りして村岡と改めた。文化3年(1806)、8代義方が陣屋を尾白山(現御殿山公園)に築いて本拠とした。明治元年(1868)、11代義済は1万1千石となり大名に列したが、すぐ藩籍奉還したため藩知事となった。
公園入り口