森上城

【感想・メモ】
森上城は東西に細長いお城で、城跡の西端に堀切があり、最高所の主郭は土塁がとてもしっかりしています。虎口も明瞭で、北側には石列のように石が並んでいます。また、西中学校のすぐ裏(北側)には横堀が残っており中学校一帯は居館跡と思われます。西端の堀切から100m程尾根伝いに西へ進むと今西城という出城もあるので、是非ともセットで見学しましょう。更に、1.5km程西にある山田城もオススメです。
城跡の地図
登城口の地図
【道案内】
西中学校の裏山が城跡です。国道173号「栗栖」信号を西へと府道602号へ入り、500m程西進すると右手に「岐尼神社」があります。ここに駐車させて頂き、神社裏手の小道を北へ進み、道路に出たら左へ。そのまま道なりに坂を上がって行った突き当たりを右へ進んで、少し行った左手から登りました。他にも山へ向かう道が見えたので、登城口は幾つかあるかもしれません。尾根に出て右へ進むと森上城、左へ進むと今西城です。
天文18年(1549)、城主能勢小重郎はこの城を拠点に、山下城主塩川伯耆守と戦った。この岐尼(枳根)の宮合戦で塩川修理亮・弟主膳正を討死させた。元亀2年(1571)12月2日には、織田信澄が乱入している。

参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
【歴史】

主郭

西端の堀切

西中学校裏の横堀


別名 枳根城、南面之城、枡形の城
所在地 大阪府能勢町森上
遺構等 曲輪、土塁、堀切、竪堀、虎口
現状 山林
築城年
築城者
歴代城主 能勢氏
形式 山城(比110m、標328m)
岐尼神社から主郭まで約15分
訪城日 2011/5 感想
もりがみじょう
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