郡山宿本陣 |
別名 | 椿の本陣 |
所在地 | 茨木市宿川原町 |
遺構等 | 母屋、土蔵、納屋、茶席、碑、説明板 |
現状 | |
築城年 | 寛永年間(1624-44) |
築城者 | 梶家 |
歴代城主 | 梶家 |
形式 | 本陣 |
訪城日 | 2007/2/8 |
こおりやましゅくほんじん |
名神高速道路「茨木インター」を下り、国道171号を2km程箕面方面へ西進すると、「下井町」信号を過ぎてすぐに郡山宿本陣左の案内が道路にあるので、そこを斜め左へ入ります。200m程西進して斜め左の道へ入ると宿場町の通りとなります(駐車場はここを直進するとあります)。そのまま道なりに300m程西進した右手が郡山宿本陣です。 |
宿場町の本陣がどうして城郭に入るのか良く分からないんだけど、城郭体系に載っていたのと、国指定史跡となっていることからまぁいいかと訪れることにしました。この周辺はよく宿場町の雰囲気を残していて落ち着きます。 |
京都と西宮を結ぶ西国街道沿いには、かつて山崎・芥川・郡山・瀬川・昆陽の5つの宿駅があり、郡山宿本陣は、その中央にあって重要な役割を果していました。この本陣は、享保3年(1718)に類焼にあい、建物と共にほとんどの古記録が焼けてしまい、現在の建物は、享保6年に西国諸大名などの寄付によって債権されたものですが、このような形で現存するのはここだけです。建物としては、母屋2棟、土蔵3棟、納屋1棟、茶席1棟で、居間数は茶席を含めて25あります。また、焼ける前の元禄9年(1696)の宿帳をはじめ、和時計、関札、駅鈴、古文書、火縄銃、銃丸製造具などが数多く残っています。この本陣の正門脇に椿の大樹があり、見事な五色の花を咲かせたことから、いつしか「椿の本陣」と呼ばれるようになりました。(現地説明板より) |