城跡の地図
超昇寺城
別名
所在地 奈良市佐紀町
遺構等 曲輪、土塁、空堀
現状 佐紀神社北の竹林
築城年 室町時代
築城者 超昇寺氏
歴代城主 超昇寺
形式 平城
訪城日 2007/1/13
【道案内】


【感想・メモ】
ちょうしょうじじょう
【歴史】
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近鉄「大和西大寺駅」から東北東へ約750m。「大和西大寺駅」から県道104号で750m程東進し、「佐紀池」手前を左折します。200m程北上した突き当り(御前池手前)を左折した右手に「佐紀神社」があります。この神社の北側が城跡です。佐紀神社のすぐ東に「釣殿神社」がありますが、この間の道を北上し、左手の竹林の中へ入ると城跡です。周辺は道路が狭いので、少し広い余白が御前池の東側の方に停めるか、釣殿神社前に少し余白がありました。
佐紀神社の北側の竹林の中に入っていくと、空掘が見えて来ます。結構深くて、こんな街中にしっかり残っているのにびっくり!ただ、竹がかなり密集しているため、写真だとよく分からないです。主郭の周囲は空堀が巡り、副郭にも空堀が巡っています。また、副郭の西側は土橋を通ると民家の方へ出られます。
室町時代、超昇寺の僧が出自とされる在地土豪の超昇寺氏が築城した。長禄3年(1459)、越智氏方勢力と戦って籠城したが破れ、超昇寺氏自ら城に火を放った。応仁・文明の乱では筒井氏方として活躍したが、明応2年(1493)、筒井氏没落により、再度城に火を放った。永禄12年(1569)松永久秀の大和侵攻で攻略され、城は破却された。元亀2年(1571)、筒井氏の勢力が盛り返したのに伴い城は修復され、天正8年(1580)まで存続した。