JR「上狛駅」から西へ約400m。国道24号「上狛」信号を北へと県道70号に入ってすぐに環濠が見えます。集落内は道が狭く、駐車場もないので注意して下さい。 |
上狛環濠 |
別名 | |||
所在地 | 京都府木津川市山城町大里 | ||
遺構等 | 環濠、井戸、説明板 | ||
現状 | 宅地 | ||
築城年 | 文明年間(1469-87) | ||
築城者 | 狛日向守 | ||
歴代城主 | 狛 | ||
形式 | 環濠集落 | ||
訪城日 | 2007/1/13 | 感想 | △ |
かみこまかんごう |
「上狛」信号から北へ入った瞬間、環濠が見えます。その左手に説明板がありました。集落内には井戸も残っています。 |
室町時代には興福寺領狛野荘を中心に構成され、大里は狛野荘の南之荘の中心集落だった。この集落は、村と田畑を堀によって仕切り、堀の内に土塁を築き、竹薮や雑木林を連ね、その中に家々があった。集落内には、この村の武士の頭(国人)であった狛氏の居館が文明年間(1469-87)、狛日向守によって築かれた。かつては堀幅が約5.4mもあり、地元では「浦の川」と呼ばれるほど水を豊かにたたえ、狛氏の居館のある狛城の堀であるのと同時に、農業用水路、悪水路としても利用されていた。 |