駒山城
別名 小聖寺山城、生駒山城
所在地 兵庫県上郡町井上
遺構等 曲輪、土塁、石垣、井戸、説明板
現状 生駒山
築城年 南北朝時代
築城者 赤松則祐
歴代城主 赤松氏
形式 山城(比230m)、標263m
登城口から主郭まで約30分
訪城日 2010/11 感想

二の丸

本丸

本丸背後の石垣

10分程登ると岩に丸い穴がポコポコとある「馬の蹄跡」で、更に15分程登ると「荷置岩」という岩があります。ここから5分もあれば本丸ですが、勾配はきつく、直射日光がまともに当たるため11月でもかなり暑く、岩場を登る場所もあったりでかなりしんどいです。登っている途中から、眺望が良いため休憩がてら景色を楽しんでいました。本丸の斜面には石積みが見られ、背後には怪しげな石垣があり、その先の土橋に空堀と表示がありました。尾根に平行して空堀があるなんて珍しいなぁと思いつつ堀底を見ると、井戸のようです。二の丸はここから西南へ上がったところにあり、本丸からは離れています。全体によく整備されていて見やすいです。
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【感想・メモ】

本丸

馬の蹄

登城口の地図
城跡の地図
【道案内】
JR山陽本線「上郡駅」から北北西へ約1.7km。県道90号「上郡駅前」信号から400m程西進した「山野里」信号を右折します。500m程北上した左にスーパーを過ぎてすぐを左折し、80m程西進すると登城口です。
【歴史】
南北朝期頃、赤松氏が白旗城の西部の出城として築城し、建武3年(1336)の新田義貞の白旗攻めに際して有力な防衛線としての役割を果たしたと思われる。

参考資料
現地説明板
『日本城郭大系』新人物往来社発行
『都道府県別日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林発行

こまやまじょう