段垣内構居　ちえぞー!城行こまい

別名	荒田構居
所在地	多可町（中町）中区門前字段垣内
遺構等	曲輪、土塁、空堀
現状	山林
築城年
築城者	有田（在田）氏
歴代城主	有田（在田）
形式	館
訪城日	2008/4/26

私は祠の横から入り、公民館へと出ました。林へ入ると土塁や空堀が見え、あちこちに石が転がっておりちょっとした石積みも見られます。しかし、東側は重機が入っていたので、もしや遺構が壊されるのでは？とちょっと心配になりました。土塁は横矢がかかっていたりと見応えがありますが、西へ進むと藪がひどくなり入り込めませんでした。

国道４２７号「加美町西脇」信号から１００ｍ程東進して杉原川を渡り、８０ｍ程東進して道が右カーブになる所で左折します。５０ｍ程北上した突き当たりを右折して門前集落に入り、３００ｍ程東進して門前公民館を右手に過ぎ、更に１５０ｍ程東進して左折すると「瑞光禅寺」があります。城跡はこのお寺の西側を更に１００ｍ程北上すると左手に祠があり、この右側の道を西へ進むか（祠付近に駐車可能）、公民館から２０ｍ程西進した１本目の路地を右折し、８０ｍ程北上して民家の背後を右折して更に道なりに山へ入っていくと良いです（公民館に駐車可能）。

段垣内構居は、段ノ城の山麓部にあるため、有田(在田）氏の居城と思われる。段ノ城が天正３年（1575）別所重棟に攻められ落城したため、以後秀吉の播磨平定まで別所重棟が支配したと思われる。