平林城
別名
所在地 神林村平林要害山
遺構等 曲輪、空堀、土塁、門跡、塁濠、碑、説明板
現状 山林
築城年 室町時代
築城者 色部氏
歴代城主 色部
形式 山城(比277m)
訪城日 2003/7/27
南北朝期まで小泉庄被官であった平林内蔵助代々の居城であったが、南朝・新田義貞方についた平林氏を鎌倉幕府開府に活躍した秩父平氏出身で本庄城主・本庄氏の同族、色部氏が攻略し居館とした。色部氏は、本庄氏と共に揚北(阿賀野川北岸地域)で勢力を誇った。永正5年(1508)、守護代・長尾為景に攻められ落城、降伏して長尾氏に帰属した。色部勝長は川中島合戦で戦功を挙げ、謙信から「血染めの感状」を貰ったが、永禄11年(1568)本庄氏の謀叛鎮圧へと本庄城合戦を行い戦死した。慶長3年(1598)、上杉景勝の会津移封に伴い廃城となった。
【歴史】
発掘調査をしているのか、青いビニールシートが覆っている所がありました。この城の土塁、空堀はかなり見応えがあります。その上、水堀もあり、と〜ってもいい感じ。しかも、私みたいな素人でも分かるように、見所には立て札や説明板があります。素晴らしい土塁に嬉しくなって、曲輪を歩き回っては土塁を堪能したのですが、デジカメで撮ってみるとただの藪や木立になってしまう所も多く残念。
【感想・メモ】
国道7号を村上市から南下した場合、道路にデジタルの気温表示がある所の信号(交差点名は平林だったと思う)を左折します。そこからは案内標識があるので、それに従います。駐車場はあります。また、「道の駅 神林」に、平林城近辺のマップが置いてありました。
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【道案内】
城跡の地図

ひらばやしじょう
図(現地説明板より)
本丸虎口と空堀