大岡城 |
西側の横堀
天宗寺から西側の林の中へ進むと堀が見えてきます。これが東の丸馬出しです。城跡は郭の周囲に土塁と横堀が巡っているのですが、東と南に丸馬出しがあり、西側に三日月堀があります。小規模ながらも見応えがあるのですが、結構藪だったのが残念です。また、お寺一帯は広大な館があったようで、お寺の東側に土塁が残っていました。 |
別名 | 砦山城 | ||
所在地 | 長野県長野市大岡乙 | ||
遺構等 | 曲輪、横堀、馬出し | ||
現状 | 天宗寺西の林 | ||
築城年 | 戦国時代 | ||
築城者 | |||
歴代城主 | |||
形式 | 平山城 | ||
訪城日 | 2009/10 | 感想 | ○ |
おおおかじょう |
長野市役所大岡支所から南へ約600m。大岡支所から県道12号を1km程南下して左折します。300m程進んだ左手に「天宗寺」があり、このお寺の西側が城跡です。ちなみに、天宗寺一帯は館(天宗寺館)です。 |
天宗寺館の土塁
永禄元年(1558)、武田晴信(信玄)は長尾景虎(上杉謙信)の侵攻に備え、北信濃諸城の番手を決めたが、大岡籠城衆に市川梅隠斎や青柳氏の名がある。この大岡城がこの城のことではないかと推察される。(『日本城郭大系』、『図解 山城探訪』参照) |