穴水城 |
車で城跡まで行けるのを知らなかったので、穴水町役場の奥から右手に登りました。登城道は遊歩道として整備してあったものの、途中、アジサイが通路を塞ぐように伸びていて、掻き分けながら歩きました。登り始めてすぐ七曲りで、それを過ぎて更に少し登ると主郭南の細長い郭に出ます。全体に郭には土塁がありません。主郭下の道路終点(駐車場)には城址碑やお城の説明板があります。雨上がりでぬかるんでいたのと、藪だったので、この主要部付近しか見ませんでしたが、更に北に郭が続き、木戸跡もあるようです。 |
別名 | 白波城、白藤城、岩立城 |
所在地 | 穴水町川島 |
遺構等 | 曲輪、堀、碑、説明板 |
現状 | 穴水町役場脇の山 |
築城年 | 戦国期 |
築城者 | 長氏 |
歴代城主 | 長 |
形式 | 山城(比50m) |
訪城日 | 2007/7/28 |
あなみずじょう |
穴水町役場の奥(東)に登城口がありますが、城跡まで車で行けます。穴水町役場の西側道路を役場から1km程南下して左折します。そこから400m程北東へ進んで左折し、道なりに進むと道路終点が駐車場で主郭東下となります。 |
碑と説明板
戦国期に、長氏が築城した。長氏はこの付近の地頭で、8代正連から21代連龍までの約200余年、長家の居城だった。天正4年(1576)〜天正8年にかけて、織田信長方との間で何度か穴水城の攻略奪回が繰り返されたが、天正9年、前田利家が能登を支配して入部してから領内は安定した。その後、この城は役目を終え、廃城となった。 |