丸岡藩砲台 |
別名 | |
所在地 | 三国町梶 |
遺構等 | 土塁、砲眼、碑 |
現状 | 国指定史跡 |
築城年 | 嘉永5(1852) |
築城者 | 丸岡藩(有馬氏) |
歴代城主 | 丸岡藩 |
形式 | 台場 |
訪城日 | 2005/10/10 |
まるおかはんほうだい |
県道7号で東尋坊から時計回りに海岸線を走った場合、右手に「休暇村越前三国」を過ぎ、左手に「越前松島海岸」も過ぎて、更に600m程行くと、道路左手に「丸岡藩砲台」の案内と、無料駐車場があります。ここから海岸線にかけてが砲台跡です。 |
駐車場から海へと歩いていく途中には、土塁があちこちにあります。下へおりて行くと砲台跡があり、なかなか感動モノです。ここからは雄島も見えて、眺めも最高です。石垣の一番下の石に文字が刻んであるものがあり、築年代などが分かって面白いです。150年以上経っても鮮明に歴史を物語ってくれてすごいなぁと思う反面、日本が開国してからたったそれだけの年月しか経っていないんだなぁとも思うと、現代社会への移り変わりの早さを不思議に感じたりもしました。 |
江戸時代末期、欧米列強が中国へも進出し、更に鎖国していた日本にも開国を迫ってきていた。そこで、嘉永5年(1852)沿岸を警備するため丸岡藩が砲台を建設した。海へ突き出した形状の海岸線上に、弓状に築いた土塁は高さ1.8mで、5個の砲眼が4.5m間隔で設けられている。 |