山口県のお城 しもふりじょう
霜降城
別名
所在地 山口県宇部市末信
遺構等 曲輪、土塁、堀切、横堀、石垣
現状 山林
築城年 治承3年(1179)
築城者 厚東武光
歴代城主 厚東氏
形式 山城(比250m(Pから70m)、標250m)
登城時間 駐車場から主郭まで約20分
本城の空堀
訪城日 2013/4/29 感想
【道案内】 城跡の地図 登城口の地図 林道入口
JR山陽本線「厚東駅」から南南西へ約2.7kmの霜降岳が本城で、その北東峰に後城、南峰に前城が築かれている。山の東を通る国道490号「善和」信号から西へと県道219号に入り、1km程西進して左折し林道に入ります。この林道は入口に門があり、8:30〜17:30が開門時間なので注意してください。林道を2.5km程進んだ終点に駐車場(男山山頂の南)があり、ここが登城口です(山の南東)。駐車場から西へ進むと(写真@)、東西に長い広場があり、その途中右手の「管理道・霜降岳」の案内に従います(写真A)。途中右手に男山山頂を過ぎ、3分程で管理道にぶつかり「霜降岳保健保安林」の看板があります(写真B)。このまま真っ直ぐ進むと前城で、その先は案内があります。
【感想・メモ】
車で標高210m位まで行けるのですが、城へはアップダウンがある上、距離が長いので時間がかかります。遊歩道は整備されており、管理道から8分程で前城に至ります。前城は巨岩が多く、南から東に堀が入り、長い土橋が付いています。前城から10分程で本城へ。本城の南西側には規模の大きな堀があり、北にも堀切があります。更に10分程で後城となりますが、郭内は藪です。
【歴史】
治承3年(1179)、厚東氏七代武光が築城したと伝えられ、西側を流れる厚東川を隔てた居館跡と対峙している。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
前城手前の土橋と堀 前城 後城
@駐車場から西へ A広場で右(北)へ B管理道にぶつかったら直進
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