【道案内】 |
城跡の地図 |
登城口の地図 |
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中国自動車道「美祢東JCT」から南西へ約3kmの荒滝山が城。山の東を走る県道30号を南下し「小松小野」バス停付近で右折し県道231号に入ります。犬ヶ迫方面へ2.5km程進んで右折し(案内有)、400m程北上した右手に登山者用駐車場があります。山の南西となるここが登城口です。 |
【感想・メモ】 |
登城口から民家が見えますが、この向かって右手から山へ入ります。山へ入ると案内があり、遊歩道も整備され、城内にも要所に説明板があって安心です。主郭の一段南下の岩場からの眺望が素晴らしく、南虎口と付近の石垣が明瞭です。この南東下に堀切があり、堀切の北側から主郭北側一帯(藪ですが)にかけて畝状竪堀があります。竪堀の下に遊歩道が続き、東へ進むと出丸へ。出丸(千畳敷)は石積みが見られ、西端に堀切があります。北側の畝状竪堀は酷い藪で西端しか確認できませんでした。主郭西には連続堀切があり、その先は土塁がしっかり取り巻いた西郭です。切岸には石積みが見られ、北側には放射状に畝状竪堀があり、コブが大きくて見応えがあります。 |
【歴史】 |
大内氏重臣で長門国の守護代だった内藤隆春(1528-1600)の居城と伝えられる。平時は山麓の今小野の館で生活し、戦時にはこの山城に立て籠もったと考えられる。 |
【参考資料】 |
『日本城郭大系』新人物往来社発行 |