鳥取県のお城 たうちじょう
田内城
別名
所在地 鳥取県倉吉市巌城
遺構等 曲輪、土塁、堀切、横堀、竪堀、模擬櫓、碑、説明板
現状 山林
築城年 興国年間(1340-46)頃
築城者 山名時氏
歴代城主 山名時氏
形式 丘城(比45m、標58m)
登城時間 約5分
北尾根の横堀
訪城日 2013/4/19 感想
【道案内】 城跡の地図 登城口の地図
オムロンの北東にある小山が城跡。小鴨川を巌城橋で北へ渡り左折すると、すぐ右手に登城口の案内有(釈迦堂脇)。通り過ぎてオムロンの方へ進んだ道路余白に駐車しました。
【感想・メモ】
登城口の案内から真っ直ぐ北西へ進むと右手にまた案内があり、その階段を上がりきると主郭で模擬櫓が建ち、南西方向に打吹山城が見えます。そのまま道沿いに進むと西尾根となり堀切があります。更に道を進むと墓地となりますが、城は北尾根に向かって築かれています。北尾根には南北に細長い郭があり、西側に横堀が長く続き、そこから竪堀が幾つか組み合わさっています。
【歴史】
築城年は不詳だが、上野国多胡郡山名(群馬県)出身で、建武4年(1337)伯耆守護に任ぜられた山名時氏が、興国年間(1340-46)頃に田内城を築き、約20年間居城とした。その子・山名師義は打吹山城を築いて移ったため田内城は廃城となった。
参考資料
『山陰の城館跡〜攻防の跡をたずねて〜』山陰史跡整備ネットワーク会議
『日本城郭大系』新人物往来社発行
遠景 主郭・模擬櫓 虎口
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