鳥取県のお城 こまつじょう
小松城
別名
所在地 鳥取県南部町金田
遺構等 曲輪、土塁、横堀、堀切
現状 公園、山林
築城年 南北朝時代
築城者 不詳
歴代城主 不詳
形式 丘城(比30m、標60m)
登城時間 登城口から主郭まで約5分
主郭背後の堀
訪城日 2013/4/20 感想
【道案内】 城跡の地図 登城口の地図
登城口
県道160号「井上バス停」から150m程南下し、左前方の道へ入ります(ホタルの里の看板有)。金田集落の中を450m程南下すると、集落最後の民家に白壁の蔵(道の右手)が建っていますが、この正面から東に延びる道を進んだ丘陵上が城跡で、集落の空地に駐車しました。他に、県道から集落への道へ入り250m程南下すると「小松城公園・ホタルの里」の標柱や城の説明板があるので、ここを左折し200m程東進した右手小山が城跡となる行き方もあるようです。
【感想・メモ】
私は集落南端の蔵の正面から未舗装の道を東へ歩いて行きました。3分程歩けば城内に達します。主郭の東・北・西にしっかりした規模の土塁と空堀が巡っていて圧巻です。また、この南方にも東西に長い削平地があり、この東に竹薮で見難いですが堀切が、南には横堀があります。
【歴史】
南北朝時代に築かれ、建武3年(1336)、出雲国造の軍勢が伯耆に侵入して小松城を攻め、城の門前で激しい戦いがあったと『出雲千家文書』に残っている。戦国時代まで使われたと考えられ、小松谷川上流域を支配した小規模領主の城館と思われる。
参考資料
『山陰の城館跡〜攻防の跡をたずねて〜』山陰史跡整備ネットワーク会議
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