島根県のお城 まつやまじょう
松山城
別名
所在地 島根県江津市松川町市村
遺構等 曲輪、土塁、畝状竪堀、堀切、井戸
現状 山林
築城年 南北朝期
築城者 川上(中原)氏
歴代城主 川上氏、佐々木氏、福屋氏、小笠原氏
形式 山城(比130m、標145m)
登城時間 登城口から主郭まで13分
訪城日 2013/4/26 感想
【道案内】 城跡の地図 登城口の地図
登城口
JR三江線「川平駅」から北へ約700mが城で、登城口は城の北方。川平駅北東で江の川を県道221号で北へ渡り、突き当りの信号を左折して国道261号に入ります。1.2km程北上して右手前方向に右折し、すぐを左折して道なりに800m程進んだ右手が登城口で標柱が立っています。登城口周辺に駐車可能です。
【感想・メモ】
城の西から南にかけて江の川が、北西には都治川が、東から南東にかけては上津井川が流れる要衝の地にあり、車で若干高い位置まで行けるので、登城口からの比高は約80mです。登城道は案内が行き届き、北尾根を10分程登ると古井戸に至ります。その上の郭は南北に細長く、北端に塚がありますが、かなり藪です。北西斜面や南斜面に畝状竪堀がありますが、こちらも藪。主郭から南尾根へ進み、細尾根の南端から南西尾根へ向かうと桜丸があります。
古井戸
【歴史】
南北朝期に川上(中原)氏によって築かれたと伝えられる。その後、城主は佐々木氏、福屋氏と替わり、福屋氏の東の戦略拠点として重要視されたと思われる。永禄元年(1558)、尼子晴久の攻撃を受け、永禄4年には毛利氏によって落城したといわれる。その後は小笠原氏の所領となった。
遠景
参考資料】
『島根県中近世城館跡分布調査報告書(石見の城館跡)』島根県教育委員会発行
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