【道案内】 |
城跡の地図 |
登城口の地図 |
|
|
登城口 |
JR三江線「川平駅」から北へ約700mが城で、登城口は城の北方。川平駅北東で江の川を県道221号で北へ渡り、突き当りの信号を左折して国道261号に入ります。1.2km程北上して右手前方向に右折し、すぐを左折して道なりに800m程進んだ右手が登城口で標柱が立っています。登城口周辺に駐車可能です。 |
【感想・メモ】 |
城の西から南にかけて江の川が、北西には都治川が、東から南東にかけては上津井川が流れる要衝の地にあり、車で若干高い位置まで行けるので、登城口からの比高は約80mです。登城道は案内が行き届き、北尾根を10分程登ると古井戸に至ります。その上の郭は南北に細長く、北端に塚がありますが、かなり藪です。北西斜面や南斜面に畝状竪堀がありますが、こちらも藪。主郭から南尾根へ進み、細尾根の南端から南西尾根へ向かうと桜丸があります。 |
古井戸 |
【歴史】 |
南北朝期に川上(中原)氏によって築かれたと伝えられる。その後、城主は佐々木氏、福屋氏と替わり、福屋氏の東の戦略拠点として重要視されたと思われる。永禄元年(1558)、尼子晴久の攻撃を受け、永禄4年には毛利氏によって落城したといわれる。その後は小笠原氏の所領となった。 |
遠景 |
【参考資料】 |
『島根県中近世城館跡分布調査報告書(石見の城館跡)』島根県教育委員会発行 |